『「わかってはいるけど動けない」人のための0秒で動け』(伊藤洋一著)のレビュー

私は6ヶ月前に転職して判断を求められる立場として働いているが、業界知識や業務知識が乏しく判断に時間がかかっていた。
基礎知識が乏しいからたくさん情報を収集し、長い時間迷い、行動に移すまでに時間がかかる。
これを脱するために手に取った本が伊藤洋一さんの「0秒で動け」だった。

※同じ理由で「ゼロ秒思考」を読んだのでこちらもどうぞ
『ゼロ秒思考』(赤羽雄二著)のレビュー

どういう内容の本なのか

どんな人が書いているの

早稲田大学政治経済学部を卒業し、経済評論家であり、エコノミストであり、ジャーナリスト。コメンテーターとしてテレビやラジオにも出演している方。他にも『1分で話せ』『1行書くだけ日記』『ブレイクセルフ 自分を変える思考法』など多数の書籍がある。

どんな人に向いているのか

表紙裏に以下が書かれている。

「行動力」は、「才能」じゃない!
「気合だけでは動けない」でも「納得するまで考える時間はない」「結局、行動力がないからできない・・・」そう思っている人のための正解のない世の中で一瞬で決めて動くための最強の方法

仕事や物事に対しての基礎知識が乏しく判断に時間がかかる。
心配事が解消するまで情報を集めきるまで判断・行動できない。
AでもBでもメリット・デメリットがあり、答えのない問題に対して永遠に悩む人。
自信がない人。
こんな人にこの本は向いている。

ちなみに私は基礎知識の無さを理由に判断が遅くなったり、判断できなかったりするタイプだ。

伝えたいこと

大きく以下の3点が書いてある。
①動ける人と動けない人は何が違うのか
②わかっているが動けないときに、どうしたらいいのか
③行動をどう積み上げ、継続するか

正しいか間違っているかは関係なく、まずは仮設を立て、結論を出し、意見を言うことから始まる。
「結論と根拠のピラミッド」(伊藤式)で結論に対して3つの根拠を並べることで、仮設の結論に信憑性が増すと1章で書かれている。
2章からは一歩踏み出し、人を動かし、「軸」を持つとテーマが分かれ4章まである。
2章では、やると宣言し、期待値の壁を下げて、振り返りのサイクルを作ることが具体的に書かれている。
日々の挨拶などで地ならしし、話しやすい環境を作ることや自分の価値観から軸を生み出すこと。
軸が明確になると自信を持って明確な結論が出せれる。

この本を読んだ感想

この本は私に大きく刺さった。
難しい理論はなく、間違ってもいいから仮設の結論を出し、根拠を並べてみることは読み終わってすぐに実践できた。
根拠がなければ仮設を人に伝え質問してみる行動も取っている。(仮設が間違ってたらこのタイミングで違うって言ってくれる)
また私は軸も持っていなかったため、仕事で質問されると答えが2転3転してしまっている。
この軸の持ち方や自分の軸を導き出す方法も書いてあり1章、4章は特に刺さった。
著者の伊藤さんも36歳から軸がブレないように動き出したから、年齢を重ねてからも軸を持つことは可能だと感じた。

仮設を立証するための根拠を並べ動く。期待値を下げてとりあえず動いてみる。日常のコミュニケーションが大事。軸を作り自信を持って判断する。
その環境に置かれるから動かざるをえないのではなく、わからなくとも動くことで少しずつ自信が付き動けれるようになる。
自分の成長が楽しみになってきた。