心理的安全性を高めるために『世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法』の第2章を読んで学んだ

心理的安全性については前回の記事で学んだが、重要とされていた心理的安全性を高めるためにはどうすればよいのか。
今回は2章を読んで学んだので言語化した。

読んだ書籍

(2章まで読んだ学び)

概要

2章では「愚痴」がチームにとって良いことであると書かれていた。

無条件の肯定的関心(Unconditional positive regard)

カウンセリングでは「無条件の肯定的関心」が重要な考え方であり、一切条件をつけずに相手をポジティブに承認するというカウンセリングの大前提がある。
まずは目の前にいるメンバーを人として承認することからチームの心理的安全性を高めることが始まる。
承認とは「自分を見ていてくれる」と相手が感じること。

ワン・オン・ワン・ミーティング

プライベートな問題は仕事のパフォーマンスにも影響がある。
(書籍の中でもよくあると書かれているが、かくいう私も大失恋をキッカケに仕事で大失敗した経験がある(失敗の要因のひとつとして))
プライベートな問題を聞くために、ワン・オン・ワンを行うという。
ただ聞くだけじゃなく、次のワン・オン・ワンで「その後どうなったか」など気にかけることが重要。悩みを真摯に親身に聞くこと。

愚痴からはじまるチームづくり

チームづくりで大切なキーワードになるのが「建設的」である。
メンバーから「愚痴」が出たときに相槌を打つが良くない例としては以下の3パターンがある。
・「そうなんですね、大変ですね」(プラスもマイナスもない会話パターン)
・「なるほど、それならこう言う解決方法はどうだろうか?これなら悩まなくてすむね」(男性に多い、解決しようとするパターン)
・「わかる、それ嫌だよね。でも負けないで頑張ってね」(女性に多い、励ますパターン

これを「建設的」にすると。
「メンバーが最近話しを聞いてくれない」という愚痴なら
「じゃあ、Aさんはメンバーにもっと話を聞いてもらいたいんですね?」や「話を聞いてもらえたら、何かが変わるんですね?」など、相手のネガティブな発言をポジティブな表現に言い換えて聞き返す
これにより、自分から次のアクションに進むことができる。
「残業が多いし、疲れている」の場合は「じゃあ、休みたいってこと?」など

このときに気をつけることとしては、攻めたり問い詰めたりしないこと。ゆっくりと明るい声で話すように心がける。
相手が感情的になってる場合はとくに!

愚痴が出る理由は?

それはチームのことを気にかけているから。
「直したい、改善したい」という感情があり、それが愚痴になって出ている。
だからこそ、愚痴をチャンスと捉えて取り組むことが大事。
「サポートするから一緒にやろう」という前向きに変えること、最後に「伝えてくれてありがとう」を感謝の言葉で締めくくること

コーチングで重要なこと(ここ一番大事)

常にメンバーを「性善説」として会話すること。
人は善意に対して善意で応えるものだと楽観的に信じること

マネージャの心理的安全性

メンバーの心理的安全性はマネージャが高めるが、マネージャもメンバーとの会話を通じて高まるもの。
また、失敗したときに素直に謝り弱みを見せることで何でも言っていい雰囲気が生まれチームが良くなる

腰の低さや謙虚さはリーダーシップの土台になる。
チームの上にマネージャがいるのではなく、マネージャーとチームメンバーは「仲間」である。
チームの中で完璧に振る舞おうとするマネージャは決して仲間になることはできないので考え方を変えた方がよい。努力は認めるが。

書籍のまとめ

「愚痴」はチームのことを思っての発言であり、「愚痴」から「建設的」な発言に変えて本人の気づきのキッカケを作る。
マネージャは自分の失敗を隠さず素直にメンバーに伝えることで、チームに何でも言っていい雰囲気を作れる。
これらを積み重ねることで心理的安全性は高くなる。

考えたこと

1. 誰にでも有効なんだっけ?例えば外注、ベンダーにもありなのか?とても気になった。
2. 強いマネージャである必要はなく、自分の強みや弱みを素直にメンバーに伝えることが大事。
3. 「愚痴」を解釈して、相手に気づかせるポジティブな言葉に変換するのは語彙力が必要。本はたくさん読んでる方が的確な変換ができる。